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便所での注意

 武士の作法が記された番衆狂歌には、上司への敬いとか病欠の仕方とかが数多くアホでも解るように歌になって紹介されている。現代だったらサラリーマンの作法を漫画で紹介するようなもんだろう。

 私のお気に入りは、便所での注意だ。

「大用場 立つとき帯がゆるまりて 脇差落とすことも切々」

うんこした後、帯がゆるんで脇差を落としちゃう。たまにね。

どこに落とすかっつたら、便器の中で間違いない。
こういう最悪の事態ってのは大体、もう最悪の事が重なる。
便器の横に落とすのならまだ全然セーフだが、こういう時にかぎって便器にホールインワンだ。

しかも、大用場とはウンコ専用の便所のことであり、水洗式なんてなかった当時のボットン式のことを考えると、
そこに武士の魂落っことすとか終わっとる。 

どうせウンコついでに小便しとる武士もおるやろ!?
刀を糞尿に漬けるとか、想像するだにキツイものがある。
しかも、「切々」とは「時々」という意味で、結構ある事のような書き方だ。
これはヤバイ。

 だって、行く時は脇差さしてたのに、帰ってきたら無くなってるんでしょ。
腹を切りたくなりますね。切れないけど。

まったく人の油断というものは恐ろしい。下半身関連なら尚更だ。

刀ってのは凄く大事なもの、肌身離さず身に付けていなければいけない。
だからこそ、このような悲劇が起きるような気がする。常に腰の辺りに巻いて差しとくものだから、便所で油断すると確かに落ちやすいかも。

 私の周りでも携帯を便所に落としたって言う人がたまにいるが、そういうのを聞くと、
侍が刀を便所に落としても不思議はない感じがする。いくら侍・武士とはいえ、やはり同じ人間。身近に感じてしまう。
番衆狂歌には他にも、「単身赴任の宿舎で隣に常識知らずが来たらキツイね」とか、「商人の口車に乗って散財しないように気をつけようね」など、まじでサラリーマンみたいな歌が沢山ある。

 武芸についてはたしか3首くらい読まれていて(少ねぇ)
「武士=戦闘員だよ!忘れないでよねッ!」ってのは一応触れられているが、全体的に大分ホノボノした印象。
「暇な時は絵でも書いて時間を潰せ」とかまで書いてある。

この番衆狂歌はそもそも江戸時代の太平の世の武士道、作法を解り易く解説したものであって、
戦争の無い時代、武士は戦うことよりも周りに気を使って自分の仕事を円滑に進めるのが何より大事だった。ということですかね?

戦国乱世の武士作法本になると、やれ腹の切り方だ、やれ首の取り方だ、兜の綱に味噌を練りこんでおいて非常食にしろだ、まるでサバイバル教本のようになり、かなり荒々しいものになっている。

それに比べれば、この番衆狂歌はホンワカホンワカだ。でも、平和って良いなとも思えてきますねぇ。


 ただし、この後、戦い方を忘れた武士たちを待っていたものは幕末動乱期。
日本中引っくり返して寝ても覚めてもの殺し合い。その動揺たるや凄いものだったのではないかと思う。
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  1. 2014/10/27(月) 21:48:35|
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